根本的解決

赤面恐怖症は理論理屈では治らない!!なぜ私が重度の赤面恐怖症を治すことが出来たのか?

ある時、偶々赤面症の人たちの集まるBBSを見る機会に恵まれその時、少しその中に書きこみをさせて頂いたことがあります。
でも、やはり私の言っている意味がよく理解して頂けなかったという経験があります。
もちろん私も長年、赤面恐怖症で悩み苦しみぬきましたので、その方が言わんとすることは、よく分かります。まさに私も赤面症で苦しんでいた時代には、私もその方とまったく同じようなことを言っていたと思います。
赤面症の人たちの中には本当に精神科医になれるんじゃないかと思うくらい、色々な克服法に詳しい人がたくさんいらっしゃいます。
しかし、知識は豊富でも、現実にはどうかというと・・・
全く治っていないのです。。。
まさに、わかっちゃいるけど、やめられない・・・ この状態なのです。

実は、ここが一番の問題なのです。

ですから、私がいくら説明しても机上の空論のぶつかり合いになってしまい、どこまで行っても平行線をたどるのだと思います。
その中で私は、赤面症を治そうと思っているうちは、なかなか治らないというようなことを書きましたが、案の定、それはあっさり否定されてしまいました。
でもそれは仕方のないことだと思っています。
その意味が、真に理解出来るのなら、もうとっくの昔に治っているだろうし、元々、赤面症にはなっていないということもあると思います。
いくら知識があっても、いくら努力しても、方向性を間違えば望む成果は得られません。
この意味が真に理解出来なければ、どんな克服法を試みたとしても、結果は歴然としています。私のように何十年間も回り道をしてしまうことになるでしょう。
やはり赤面症が治らない人は、

赤面症が治らない思考のパターンにハマっています。

赤面症が治らない思考の癖がついているのです。そこから脱却しなくては、いつまでたっても同じパターンを一生繰り返し生涯を終えることになります。
私も経験上よく分かるのですが、赤面症の人は赤面を恐れます。ですから赤面しないように努力しますが、それだけで赤面を逃れることは難しいと思います。
赤面しないようにしようと緊張すればするほど赤面から逃れることが困難なのです。
つまり、自分自身の心の中で自分でも意識することなく、赤面するイメージができあがっているのです。
この状態で行動すると、知らず知らず自分の潜在意識の中の赤面しているイメージ通りに突き進んでしまうのです。
顕在意識は赤面しないように精一杯努力しているのに、潜在意識の赤面するイメージに結果は支配されてしまうのです。
ですから、頭で赤面症を治そうと思えば思うほど、自分の意思とは裏腹に、潜在意識の方には、自分は赤面症だ、すぐ赤くなるのだ、というようなことを、わざわざ刻印しているようなものですから、潜在意識に刻印されたものは、どんな形であれ姿を現さずにはおかないという決定的な法則がありますので、現実には、ますます赤面に拘りを持ち、赤面に対する執着心や恐怖心がどんどん膨らんでいきますので、治るどころかますますひどくなっていくのです。

赤面症を直線的に治そうと思って、簡単に治る程度のものなら、これほど多くの人が赤面症で苦しむこともないだろうし、これだけ多くの治療方法がありながら、なかなか満足のいく結果が得られないというようなことは、ありえないのではないでしょうか。

私が何を言っても、そんなことは分かっているというかもしれませんが頭でいくら、いいことを知ったとしても頭で理解するだけで、実際に行動が伴なわなければ、何ひとつ変わりません。
赤面症を克服するのに、いくら赤面症を治す本をたくさん読んだところで、知識として頭に入るだけで、現実には全く治らないのと同じことです。
『頭では分かっている』のと、『現実に治る』のとでは、大きな違いがあります。
「まず身をもって学ぶこと」頭でわかっていても身体でわからなければ、真にわかったことにはなりません。そして、身体で覚えたことは忘れないものです。

超重症の私が、なぜ治ったのか?

それは、まず自分が180度、変わったからなのです。
はっきり申し上げて、赤面症は理論理屈では治りません。
逆に言えば理論理屈を知らなくても、自分自身が変わりさえすれば赤面症は簡単に治ってしまうのです。
そういう意味で、私の言う赤面症を治そうとしているうちは治らないというのは赤面症そのものを治そうとするのではなくて、赤面症になってしまった自分を治さなければいけないということなのです。
赤面症そのものを治そうと努力する前に、赤面症にならなければいけなかった自分を変えないと駄目だということです。
物事には、原因があって、結果があります。

偶然に赤面症になったわけではないのです。

赤面症にならなければいけない原因があったから、なるべくしてなっているのです。
ですから、どんなに強い意志で赤面症を治そうと思ってもそれが赤面症を治すためだけの小手先のテクニックではダメなのです。
ガンになった人がいくら手術でガンを全て取り除いたとしても、その人自身にガンになる原因がまだそのまま残っているかぎり、また何回でも再発を繰り返すのと同じことです。
ですから、その人が真から赤面症を必要としない人間に生まれ変わらないかぎり、いくら小手先のテクニックで、仮にもし一時的に症状が軽くなったとしても、また何かのきっかけで再発を繰り返すということになりますので、どうしても100%完治させるところまでには至らないということなのです。
この意味が真に理解できて、私の克服法を素直に実践できる方たちは、一揆に快方に向かっています。
赤面症にならなければいけなかった自分(性格、生き方、人生観などからくる思考パターン)を変えれば、赤面症を治そうと思わなくても、赤面症の方から去って行ってくれるのです。
自分自身が変われば、いやでも赤面症は治ってしまうのです。
そして、一度完治してしまうと、もうその時自分の中には、これから先何があろうとも、赤面症になる原因が、全く無くなっているので、もう二度と再発するということも、あり得ないということです。
しかも、自分を変える(根本を治す)ということですから、赤面症だけではなくて、他の心の病(対人恐怖症、あがり症、視線恐怖症、顔のこわばり、手の震え、うつ病)などにも十分、効果を発揮するということなのです。

 

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