ワンポイントアドバイス

今でも時々、自分の昔の写真を見てみると、全く生気のないどれも暗い表情をしている写真がとても多いことに気が付かされます。ホントに人を引き寄せないオーラが漂っているのです(笑)

それだけ人と接して赤面するのを恐れていたんだと思います。ですから赤面恐怖症で苦しんでいた頃は夜が大好きで顔の色が分かりづらい暗い場所が大好きでした(笑)

部屋の中にいる時は、顔に電気の光がまともにあたる所を極力避けて、あまり暑くなくてもクーラーの風が来るような所を選んでいたような気がします。
今から考えると本当にバカバカしい事なんですけれど・・・。

人がたくさんいる所では出来るだけ目立たないようにしていたので、周りからは、引っ込み思案でおとなしい人だと思われていたようです。

でも、本当は目立ちたがりやで自己顕示欲が強いので、そういうところが悪い方向に出て、自意識過剰となり重度の赤面恐怖症にまで発展していったのだと思います。

でも、克服した今では全く再発することもなく、何事にも積極的な行動がとれ大勢の人前でもぜんぜん平気でしゃべれるようになりましたので、今では結婚式の司会まで頼まれてやるようになりました。以前の私からは到底考えられないことです。

なぜ、これほどまでにも変わったのかと申しますと、ひとつには赤面をまったく恐れなくなったからなのです。

確かに人よりも感受性の強い人は、ちょっとしたことで赤くなりやすいということはあるかもしれませんが、それも一つの個性ということで、受け入れる事が出来る人は年と共に自然に治っていくものと思いますが、恐れて逃げる人は逃げる事でますます怖くなって、そこから更に視線恐怖症や対人恐怖症にまで発展してしまう可能性もあるようです。

とにかく、赤面を恐れていては何にも出来ません。
たとえチャンスがやってきても、それを生かすことが出来ません。

ですから、本当に問題なのは赤くなる事そのもの自体が問題なのではなくて赤くなることを恐れる事のほうが問題なのです。

人は自分が思っているほど他人が赤くなろうがなるまいがそんな事はどうでもいいことで何とも思ってないのです。他人はあなたが思っているほど、あなたに関心はありません。あなたが気にしているほどに、あなたのことばかりを考えているわけではありません。みんな自分のことで精一杯の人がほとんどなのです。

だから、気にしているのはあなただけということもあり得るのです。
すべては取越し苦労で気にするだけ時間の無駄なのです。

どうしても気になるのなら、同じ気にするのでも逆の発想で赤面したらどうしようじゃなくて、しなかったらどうしようというふうに赤面しないように努力するのではなくて、逆に自ら進んで赤面するように努力すればいいのです。

自分から赤くなろうと思ってもなれるものではありませんから、もし仮に赤面したとしても誰かに迷惑がかかるわけではありませんので・・・

とにかく赤面したらイヤだなぁ・・・ 赤くなっているところを見られたらイヤだなぁ・・・ と、思っているうちは治りません。

逆に赤面しようが、しまいが、そんなことはどうでもよくなったら治ります。
嫌でも治ります。治りたくないと言っても治ります。

そこに拘ってるという、そういう心の病気ですから・・・。

赤面に対する執着心や拘りが取れれば、簡単に治ってしまうのです。

心の底から拘りがまったく無くなれば、本当に赤面しなくなります。

それでも、まだどうしてもダメなようでしたら、もう最後の方法として、この根本から赤面症を完治させることのできる、全く新しい赤面症克服法を実践されることをお勧めいたします。

 

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